信号無視で捕まりました。納得できなかったので、交通裁判所に行くことにしました。（その３）

アメリカに戻って参りました。

いよいよ最終回『その３』。

名前が呼ばれて、法廷？というか、尋問椅子へ誘導されます。

第一印象が大切だろう、という勝手な思いから、深くお辞儀をして、、、ご挨拶。スーツを着ているのも、私ぐらいで、ここも、真面目な青年を演出する思いだったんですが、、

判事「どうしたの？う〜ん、信号無視か？」

私「いや、これは、違うんです。信号は左折可のグリーンライトの矢印が出てました。」

判事「そうか、どこで、違反したのかい？」

私「Port Chester の郊外で、、」

判事「この違反チケット、、、、違反場所が記載されてないなぁ、、、」

私「？？」

判事「これは終わりだね。はい。オシマイ。次の人どうぞ」と進行役のポリスさんに伝達。

私「終わりですか？」

判事「終わりだよ。オシマイ」

警察「お前、終わりだから、さっさと出て行ってくれ。次が待ってる。」

私「何もしなくても良いの？」

警察「DONEだ。終わり。ラッキーだな。じゃぁ、あっちから帰ってくれ」

というあっさりしたものでした。疑心暗鬼で、これで本当に終わりなのか、、、との思いもありましたら、その後、警察から罰金払えとか、そういった通知も無く、これにて一件落着でした。

裁判所を出てみると、夕方の７時４５分。未だに長蛇の列、たぶん、即決裁判を続けて行かないと、終わらないなぁ。
後ろの列を見てみると、様々な方が、並んでました。

みんな、言いたいことあるから、裁判所へ行くんだなぁ。日本とは大違い。お上は正しいことしかしない、という意識が日本人に刷り込まれているんだろうな。
ここアメリカでは、それでは生きて行けないような気がします。頑張ります。

しかし、交通違反をしてしまうと、車の保険代が高騰するので、本当に助かりました。そうそう、アメリカでは、居住する州によって、保険料が違うんですよね。あっさり免許を取れるニュージャージー州は、ニューヨーク州よりも、高いようです。コネチカット州はニューヨーク州よりも安いようです。