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スピード違反 ニューヨーク州 その3

インターネットで発見した弁護士。本当に弁護士なのか?また、ネットで調べることにした。
名前をコピペして、検索してみると、、、、弁護士紹介サイトにこの人の名前が本当にあった。この人の紹介ホームページに行ってみると、「ニュージャーシー州とニューヨーク州ならば、対応可能。是非連絡してみてくれ!」。

じゃぁ、やってみるか。別に相談するだけなら、金もかからんし。早速メールしてみる。すると、直ちに返事がくる。違反チケットをFAXしてくれと。この弁護士、暇なのか?

いろいろやり取りしている間に、聞いてみた。「何とかなる可能性はあるのか。可能性はどれくらいか?実際どうゆう手続きで進むんだ?」と。すると、「お前は北部ニューヨーク州で捕まったから、グッドチャンスだ。80%の確率でグッドディールをゲットできる可能性がある。でも、これ以上聞くならば、金を払え。クレジットカード払いも出来るよ。」

またクレジットカード払いですか?ここまで来たら、やるしかない?「いくらだ?」と聞くと、「500ドル必要だ。」う〜ん。もし、失敗したら、罰金とFEEと弁護士費用で、1100ドル。馬鹿にならん。ここは、自分を納得させるため、こう考えた。家族にも許してもらえるだろう。多分。今4年はアメリカにいる。4年で割れば、年間300ドル弱だ。月で割れば、25ドル弱。これくらいであれば、日々の節約でなんと合理的な説明が出来る。

「お願いします。500ドル払うので仕事を進めてください」すると、弁護士からは「いろいろな書面にサインをしてもらって交渉する。書類を郵便するから、サインして送り返してくれ。グッドラック!」と。グッドラックねぇ、、、アメリカらしい。

言われるがままに、書類にサインして、送り返して、1ヶ月。連絡全くなし。若干心配になったので、連絡してみると、、弁護士からは「もう少しだから、待ってくれ、そろそろ結果が出る。」書類提出から約2ヶ月くらいでしょうか。長かったです。弁護士から郵便が来ました。「コングラチュレーション!」??「お前のスピード違反とシートベルト違反は、2回分のパーキングチケット(駐車違反)に変更になった。よって、既に払った罰金はパーキングチケット代の罰金に名目が変更になったので、罰金についてのリファンドは無いけれど、交通違反ポイントについては、ゼロになった。なぜなら、駐車違反はゼロポイントだから。スピード違反とシートベルト違反の7ポイントはなくなる。よって、ニューヨーク州へ支払った375ドルのアセスメントFEEはリファンドされるから、待ってれば良い。」

マジか?高速道路で捕まってしまったので、駐車違反というのも、不思議な感じがする、そうゆうディールだったんだろう。弁護士すごい、というか、マジかアメリカ!「証拠の書類を送ってくれ」とお願いすると、弁護士からは「オッケー」と。書類を見ると、間違いなさそうだ。

しばらくすると、ニューヨーク州から、リファンド小切手が郵便でやってきた。本当にリファンドされた。車の保険屋さんからも、何のペナルティもなし。結局、総支払い費用は、最初に払った罰金の230ドルぐらいと、弁護士費用の500ドル、で合計730ドル。そのまま諦めてしまった場合と比べると、若干費用はかかったけれども、車の保険料が据え置きだったから、まぁ、良しとするか。

これ以降、スピードには気をつけて、安全運転につとめております。この経験談を共有し、この弁護士を活用して、様々なディールをゲットされた友人が複数おりますが、内容は割愛いたします。

高速道路でチケットを切られることはなくなりました。が、「災難は忘れた頃にやってくる」という諺?の通り、
郊外の自宅付近で運転していたところ、今度は「信号無視」で、パトカーに捕まってしまいました。西日でよく信号が見えなかったんですが、左折可の矢印がついていると思って、左折したところ、パトカーが、サイレンをウィーンと鳴らしてやってきました。「お前、なんで左折したんだ。赤だろう。」

この話は別の機会にお話しします。交通裁判所に行ってきました。