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Forever Stamp ? なんですか、それ?インフレヘッジ切手です

切手、ロマンを感じます。どこの国に行っても、その国の特色ある切手があって、大変素晴らしい。切手収集家の私としては、アメリカでもやはり切手が気になります。

さて、アメリカでは、封書が44セントです。44セントで全米どこへでも送ってくれます。これも日本の80円に比べると、半額以下。激安というか、ドル円の為替レートがおかしいのか。。。

しかし、やっぱり米国郵便も赤字体質のようです。でも、米国郵便がなければ、困ります。という訳で、毎年のように値上げされてます。まぁ仕方有りません。

私が米国に来たときは、封書が39セントでした。これは驚きの安さです。翌年には42セントに値上げされました。といっても、まだまだ日本に比べると激安です。

でも、またしばらくして、44セントに値上げするという話が出てきました。この時に、出てきたのが、Forever Stamp。42セントですが、このForever Stampを買えば、一生、封書はこの切手を貼れば出せますと。

???

ということは、このForever Stampを42セントで大量に買えば、死ぬまで、いや、孫の代まで、42セントで封書を出せるということですか?

答えは、「YES!」

う〜ん。大胆な切手です。Forever Stamp。。。。。

理屈はこうゆうことらしいです。

●米国のインフレはだいたい3〜5%位なんでしょう。ということで、預金すれば、3〜5%位の金利が付く。(今は、金利が低い異常事態ですから1%程度ですが、、、)
●郵便料金も3〜5%位、毎年値上げされるんでしょう。(封書では毎年2セント程度あがる予定のようです。)

ということは、今、銀行に預金預けて3〜5%の金利をもらう、こともオッケーだし、Forever Stampを買って、郵便料金の値上げに備えることも出来ますよ、、、、と。

●従って、郵便を毎年どれくらい使うかと想定して、ババーンとForever Stamp買ってくださいな。

という施策です。究極のインフレヘッジ切手です。日本だと、こうゆう発想できないでしょうなぁ、、、、、
あると面白いですが。

ちなみに、このForever Stampは、米国内郵便に限らず、全世界へも遅れます。今だと、44セント換算です。近く、46セント換算になります。(封書は46セントに値上げされます)

魅力ある切手を発行することが、切手の価値を維持させる秘訣です。日本郵政も、米国郵便(USPS)を見習ってほしいもんです。というか、切手の価値を下げるような施策はやらないでください。お願いします。