郷に入っては郷に従え?

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【ヤフオク詐欺】体験談をお話しします(その5)

全ては、内容証明郵便を出すことから、始まります。

先方に届いたならば、ここから取引ナビで交渉していきます。交渉することは疲れますが、「ヤフオクはオークションの場を提供しているだけ」というスタンスですので、仕方ありません。交渉して、なんともならない場合は、この時点で、警察に相談することになります。

*こうゆうヤフオクさんの言い逃れは、「日本ならでは」と思いますが、「郷にっては郷に従え」ですから、仕方ありません。アメリカですと、間違いなく、クラスアクション食らって、懲罰的な罰金とかで、大変なことになるので、和解とか云々で、ヤフオクの日本ならではの対応は通用しないと思いますが、、、、* 

 先方が受け取り拒否をしたならば、差出人に戻ってきます。ここで初めて警察に伺うことができます。
(その前に、警察署に伺って、次の段取りを決めて、本番に挑むということも良いでしょう。私の場合は、内容証明郵便を出して、すぐに警察署に伺ったのですが、先方の受取状況を確認した上で、もう一回来てくださいと言われました。。。。)

では、どこの警察署に伺うのでしょうか。
地元の警察署に伺うのが、普通だと思うのですが、色々とお話をさせていただき、勉強させていただきました。

★詐欺がいつ、どこで開始したか★
ーその場所を所管する警察署に相談ー

これがポイントだそうです。
→詐欺が始まった場所が、所轄の警察署なのだそうです。最初に購入を検討した時点から詐欺が始まったという整理のようです。

私の場合は、落札後、一定期間の後、一切連絡がつかなくなり、内容証明郵便も、受取拒否されて返戻となりました。警察の方からは、いつ、どこで、サイトを見始めたか?入札ボタンをいつクリックしたか?とか、色々と聞かれました。

お聞きする範囲では、私の案件の場合は、詐欺が始まった時点は、最初にサイトを拝見した時点ということになり、私の場合は、自宅ではなく、出先でサイトを見始めたので、出先の場所を所轄する警察署が、担当するということになりました。

そうゆうことで、地元の警察署で相談を受けていただき、被害届の受理については、出先の所轄警察署と相談して判断するということになりました。(事実上、所轄警察署の意向が強く反映される結果になる予感がしました。)

民事不介入の原則
債務不履行は刑事事件じゃないー


所轄警察署と地元警察署で話し合った結果、「本件は、債務不履行の範疇にとどまり、民事の疑いを否定できない。民事不介入の原則により、刑事事件となる詐欺事案では、被害届を受理できない」となってしまいました。

然し乍ら、担当警察官の方のお名前、所属をお聞きすることができまして、しっかり記録化させていただきました。担当警察官も、ヤフオクから照会があっても、きっちり説明するので、受付担当の警察署、所属、名前をヤフオクに連絡いただいていも結構ですとのコメントもいただきました。

これをもって、ヤフオクへの補償申請の際に必要となる「被害届」に代用するしかありません。
私の場合は、私のほかにも、同一の出品者から被害を受けた方が、多数いたこともあったからでしょうか、、、私が記録化した「議事録」で了解いただきました。

率直な感想ですが、警察が詐欺としての被害届を受理して、結果として犯人が逮捕できない場合は、未解決事件となってしまうので、基本的には被害届の受理には消極的なのかなぁ、と感じました。
民事と刑事の境目となると、微妙な判断になるので、やむを得ないでしょうか。。。。
債務不履行に過ぎないということであれば、刑事事件にもならず、被害届の受理は基本的には難しいのかなと感じました。

ただ、警察に相談するということは、ヤフオクさんにとっては、モラルハザードを回避するためには必要なことなんだと理解してます。裏を返せば、日本警察の信用力が高いということでしょうか。
(トラブルに巻き込まれた出品者の手間は、相当なもんですが。。。)

まぁ、ヤフオクの「未着・未入金トラブル補償制度」の悪用詐欺を防止しなければなりませんしね。。。。。

 
続く